のっぺい汁

　寒い時には、温かい汁物がおいしいですね。「のっぺい」というのは、濃いドロリとした汁がかかっているという意味です。
　昔の料理の本に書かれている「のっぺい汁」の作り方は、鴨やウズラなどの肉をだし汁、しょう油で煮、煮立ったところにうどんの粉を溶いて入れると書いてあるところから、もとは鳥料理だったようです。
　また、豆腐、油揚げ、かまぼこ、ごぼう、しいたけなどを入れて具だくさんにしてもおいしくいただけます。寒い時期にフーフー言いながら食べるのっぺい汁は、体が温まってとてもおいしいものです。

• 豚肉　　60グラム　
• 酒　小さじ1
• 里芋　中2個
• 塩　　少々
• 人参　中4分の1本
• 大根　60グラム
• こんにゃく　40グラム
• ねぎ　15グラム
• しめじ　4分の1から2分の1パック
• みりん　小さじ1
• しょう油　大さじ1強
• かたくり粉　大さじ2分の1
• だし汁　カップ2と2分の1

(4)人参、大根はイチョウ切り、ねぎは小口切り、しめじは小房にわけておく。

(5)鍋にだし汁をはり、沸騰したら肉を入れる。

(6)肉に火が通ったら、人参、大根を入れあくをとる。

(7)里芋、こんにゃくを入れ煮る。