指定避難所運営マニュアル【地震編】

更新日:2023年10月31日

指定避難所運営マニュアルとは

●地震災害時、避難所では大勢の避難者がともに長期の避難生活をしなければなりません。避難所での不自由な生活を少しでも良好な環境にするためには、避難者同士で助け合いながら運営することが不可欠です。
●このマニュアルは、地震災害における長期避難を前提とした避難所運営が円滑に行えるよう、手順や様式などを掲載した手引き書です。

避難所運営の基本的な考え方

  1. 避難所は、避難者による「自主運営」が原則となります。
  2. 避難者全員が避難所を良好な生活環境とするために、お互いに助け合いながら、避難所運営に携わります。
  3. 要配慮者(高齢者・障害者など)にも配慮した避難所運営を行います。

【避難所運営委員会とは】

  • 避難所では、トレイの使用・室内の清掃・ごみ出し・ペット対応・プライバシーの確保など、必要な生活ルールや役割分担を決めることが不可欠です。
  • 避難所開設後は、避難者の代表者・市担当者・施設管理者などが協力し、早期に、避難者で自主的に避難所を運営するための組織である「避難所運営委員会」を立ち上げることが必要です。

※マニュアルでは自主運営のための「避難所運営委員会(避難者で自主的に避難所を運営するための組織)」の設置について記載しています。

マニュアルの主な内容

●マニュアルは主に5つの章で構成されています。

第1章 避難所の全体像

●避難所の基本理念やマニュアルの使い方、避難所業務などの基本事項です。

●「6 避難所業務の流れ」では、避難所対応の全体像を示しており、個々の対応の詳細は、第2章以降の活動シートで示しています。

第2章 初動期(地震発生当日)の対応

初動期(地震発生当日)の混乱状態の中で行う対応です。

●初動期活動シートには、施設の安全確保やトイレの確保など、避難所運営業務の詳細を記載しています。

第3章 展開期(地震発生後2日目~3週間程度までの期間)における対応

展開期(地震発生後2日目~3週間程度までの期間)における、避難所での集団生活に係る対応です。

●【重要】活動シート「避難所運営委員会の設置」には、設置方法を記載しています。

●各班活動シートは、避難所運営委員会の各班で行う避難所運営業務の詳細を記載しています。

第4章 安定期(地震発生後3週間程度以降の期間)における対応

安定期(地震発生後3週間程度以降の期間)で行う、避難生活の長期化に向けた留意点です。

第5章 撤収期(避難所生活の必要性がなくなる期間)における対応

撤収期(周辺のライフライン機能が回復し、その地域本来の生活が再開可能となる=避難所生活の必要性がなくなる期間)で行う避難所の集約や閉鎖などの対応を記載しています。

(参考)その他感染症への対応

感染症対策物資の活用や避難スペースのレイアウトなどを記載しています。

様式集

避難者名簿など、各活動シートの対応を行う際に使用する様式です。

指定避難所運営マニュアル≪地震編≫をより使いやすく!!

令和5年10月31日から、アプリなどからもご覧いただけるようになりました。
自動で読み上げてくれる機能や英語・中国語などへの翻訳もあり、いつでもどこでも誰でも確認できるようになりました。

機能

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