建設部の取り組み
更新日:2024年2月1日
建設部では、街なかの道路を通じて「人を中心にしたマチづくり」を推進するとともに、ヒートアイランド現象や浸水被害を軽減するため、環境に配慮した道路整備に向けて様々な取り組みを行っています。
これらの取り組みの事例をご紹介します。
(1)ベンチ設置の取り組み(道路維持課)
道路維持課では、人を中心にしたマチづくりの取り組みとして、人のためのみち、空間づくりを実現するため、木陰で一息つけるような場所などにベンチの設置を行っています。
多くの人に長く使ってもらえるように、みなさんできれいに使いましょう。
ベンチについては、今後も、設置を進めていきます。ベンチの設置場所についてのご要望がありましたら、道路維持課までご連絡ください。
注記:設置場所については、現地の状況などを確認した上で決定しますので、ご要望に沿えない場合もあります。ご了承ください。
歩道脇に設置したベンチ(並木地区)
バス停に設置したベンチ(松井地区)
間伐材を利用したベンチ(山口地区)
(2)環境配慮型舗装の取り組み(道路建設課)
道路建設課では、環境に配慮した道路整備の取り組みとして、ヒートアイランド現象や浸水被害を軽減するとともに、街にみどりを増やすことにより、「緑の保全・活用や、自然との調和・共生」を実現するため、「環境配慮型舗装」の施工を試験的に実施しました。
緑化ブロック舗装
環境配慮型舗装 事例:所沢市北野二丁目地内
北野二丁目地内においては、植物を組み合わせて使用する舗装用のブロックである「緑化ブロック」を使用して芝を植え付けました。
道路の幅員が狭いことから、車が道路の真ん中を走ることを想定し、車のタイヤが乗ることが少ない道路の中心に、緑化ブロック及び桝を設けました。また、道路の中心が低く「谷」になるような横断勾配とし、雨水を道路の中心に集めることにより、緑化ブロック部及び桝に雨水を浸透させることができます。
さらに、緑化ブロック部の下には、浸透トレンチを設けることで、さらなる雨水対策を実施しています。
環境配慮型舗装 事例:所沢市山口地内
山口地内においては、北野二丁目地内と同様に「緑化ブロック」を使用して芝を植え付けましたが、住居が密集する市街地のため、沿線住民や車両の通行に支障を及ぼさないよう配置する位置を考慮し、緑化ブロックを施工しました。
道路の横断勾配としては、現場周辺状況や埋設状況により、一般的な構造である道路の中心が高く「山」になるような勾配とし、道路中心の緑化ブロック部に浸透しない雨水については、桝で集水し、浸透させることとしました。
環境配慮型舗装の取り組みに関するアンケート調査を実施しました
保水性舗装
環境配慮型舗装 事例:所沢市下安松地内
保水性舗装は、降雨等により舗装内に保水された水分が蒸発し、水の気化熱により路面温度の上昇を抑制する性能をもつ舗装であり、歩行者空間や沿道の生活環境改善、ヒートアイランド現象の緩和が期待されます。
この取り組みについては、砂利道を舗装する際に検討し、下安松地内外2箇所において、施工を実施しました。
保水性舗装イメージ
事業の展開
今後も周辺状況に応じて環境配慮型舗装の整備を検討していきます。
お問い合わせ先
(1)ベンチに関するお問い合わせ
所沢市建設部道路維持課
住所:〒359-8501 所沢市並木一丁目1番地の1 低層棟2階
電話:04-2998-9168
FAX:04-2998-9152
[email protected]
(2)環境配慮型舗装に関するお問い合わせ
所沢市建設部道路建設課
住所:〒359-8501 所沢市並木一丁目1番地の1 低層棟2階
電話:04-2998-9172
FAX:04-2998-9152
[email protected]
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