膳棚遺跡

更新日:2019年10月16日

 膳棚ぜんだな遺跡は、縄文時代中期(約5,000年から4,000年前)の集落跡です。六ツ家川を南に臨む武蔵野台地上の標高80メートル~90メートルに立地し、東西約550メートル、南北約340メートルの広範囲に遺物の散布が認められています。
 昭和42年(1967年)、遺跡の西半分が山口団地の建設計画範囲になり、市内で初めての大規模な発掘調査が実施されました。
 発見された多数の住居跡や土坑群、土器・石器等の遺物は、縄文時代中期の文化や社会を研究する上で貴重な資料となりました。特に住居跡は重複・拡張されたものが多数確認され、この時代の人々が長期間この地に定住していたことがわかりました。また、出土土器の分析から土器の型式細分が試みられ、縄文土器の研究を進展させることとなりました。
【指定年月日】昭和44年6月27日
【所在地】所沢市山口字膳棚

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