桜木神社文書

更新日:2015年2月18日

 桜木神社文書は、下新井村の森田道依もりたみちよりが嘉永3年(1850年)に創建した桜木神社に関係する資料と、道依の生涯活動に関連した文書群で、資料総数は計437点に及びます。
 森田道依は、文政3年(1820年)に新座郡館村(現在の志木市)の名主 宮原家に生まれ、天保13年(1842年)23歳の時に下新井村 森田家の養子になりました。幼少期から学を好み、特に古学の志しが深く、本居宣長を尊信して本居内遠に入門、農業を営みながら学門に励んだと伝わります。
 下新井にある桜木神社は、秋津彦あきつひこ美豆みず桜根さくらねの大人命うしのみこと(本居宣長)を祭神として、宣長の没後50年にあたる嘉永3年3月に道依の所有地内に創建されました。このため本居家関係者から寄せられた資料も多く、道依自身の資料とともに貴重です。

【指定年月日】平成19年4月1日

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