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所沢市
所沢市議会
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令和3年5月開催の議会報告会における市民との意見交換(概要)

更新日:2021年6月29日

市民との意見交換(概要)


※意見・要望については、報告会の中で出された事案を掲載しています。報告会当日以外に出された意見や要望は掲載しておりませんので、ご了承ください。

意見交換したいテーマ、質問事項をもとに、議員との意見交換(質疑応答)を行いました。
ここでは、意見交換で出た意見・要望等から、主だったものをご紹介します。

質問等の概要 議会報告会当日の回答             
・北里大学の大村博士が発見したイベルメクチンがコロナの治療、予防に効果を上げていると国内外で報告されている。国内では承認されていないと聞いているが、希望者には、例えば治験というような形態でも、市内の病院で投与することができるかどうか討議してほしい。 イベルメクチンの薬事承認については今年の3月9日付で立憲民主党の松原衆議院議員がイベルメクチンの承認について質問主意書を政府に提出されている。それに対する答弁書の中では現在、医師主導治験が行われている。また、まだまだ仮定の質問なので、それに答弁することは困難であるとのことが記載されていた。
また、一般的に新薬の承認というのは、企業から提出される臨床試験の結果等を独立行政法人の医薬品医療器統合機構という組織が審査を行い、その後、厚生労働省の薬事食品衛生審議会において最終的に判断されるため、薬事承認については国の権限であり、市議会の権限の外にあるが、市民の健康と安心安全な生活を守るという立場からも、今後の国の動向を注視していきたい。
・コロナ禍での地域のつながりは大切だと思う。町内会の会議等をオンラインでできるように市から費用を含めた支援をしてほしい。コロナ禍での町内会での交流の成功事例を市から情報発信してほしい。 自治会・町内会またはまちづくり協議会で地域の絆を深めていて、お祭りとか体育祭・敬老会・文化祭・ウオーキング大会などができなくて、大変皆さん困っていると聞いている。回覧板を回したくないという町内会があり、令和2年度は市から回覧物を回すのは、ほぼ中止したと聞いている。そういう中でも、歌や踊りは行わず、菊や和歌・絵を展示したりして、密にならないように工夫して文化祭を開いた自治会が2つあった。また、環境美化の日についても、絶対にやらないという自治会と、希望者だけ軍手やマスクをして実施した町内会もあり、すこしずつ密にならないように工夫して交流を続けているところもある。
町内会に関する情報については、自治連合会で会報がでているので、地域の方とこういうものを参考にして、コロナ禍でもできる活動を続けていただきたい。
・所沢市の人口動態に関し、転入と転出、高齢化と出生、就労数と税収等の観点からの現状と 対策について伺いたい。「所沢人口ビジョン」の目標に掲げられている生産年齢人口割合50%の確保、年少人口割合の回復、人口27万人の維持をどうやって実現していくのか。 所沢市の人口動態に現在横ばいとなっている。地方のほうでは減少が進んでいるところがあるので、そういう意味ではまずまずというところである。構成割合としては、高齢者の人口比率が確実に増加しているといえる。
就労者数については、男性の就労者数が減少し、逆に女性の就労者数は増加していて、人口に占める就労割合では46.5%くらいになる。所沢市人口ビジョンでは50%目標ということで、あと少しとなっている。
次に、税収の動きについては、平成27年度が520億円、平成28年度が522億円、平成29年度が531億円、平成30年度531億円、令和元年度が532億円、令和2年度についてはまだ発表されていないが、微増か横ばいとみるかというところで減少はしていない。今年度は減少が見込まれるという状況だが、コロナ禍において他市に比べて減少は小さく、その理由としては、観光収入に依拠している自治体が大変大きな税収減となっていますが、所沢市の場合はサラリーマン世帯が多く、税収の約5割が個人市民税であるためである。また、同規模の自治体の中でも借金が少ないことが理由として挙げられる。次に、少子高齢化の進行や、女性の就労者や共働き世帯が増えています。こうした稼働年齢の世帯への支援策の拡充が必要だと考えます。例えば、子育て支援や介護の支援、こういった施設整備などが求められていると考えている。
また、所沢市に住んでみたい、住み続けたいと思われるための取り組みも必要であり、第6次所沢市総合計画など様々な所沢市の計画等も事前にお調べいただいていましたが、市議会としても、今回いただいたテーマは所沢市においても大変大きな課題と認識している。
・ゴミの有料化とは、袋の有料化なのかゴミ収集の有料化なのか伺いたい。税金の二重取りになるという意見や、市民の理解を得られないという意見をお持ちの議員もいらっしゃるようだが、どのように考えているのか伺いたい。 ゴミの総量は、平成27年度の105,080トン、28年度が103,723トン、29年度が102,089トン、30年度が101,478トン、令和元年度が102,488トンで少し増加しているので減少傾向は鈍化している。市民一人の1日あたりのゴミの排出量が平成27年度は836グラム、28年度は826グラム、29年度は813グラム、30年度は808グラム、令和元年度は814グラムであり、令和2年度は把握していないがコロナ禍ということで増加が見込まれると聞いている。
次に、袋の有料化については、いろいろな議論があり、有料化の対象品目や、手数料の徴収方法、減免措置など、いろいろ審議会で議論されているが、一番有力なのは、袋の有料化というのが主たる議論の対象となっているところである。
議論がイコール有料化なのかというところでは、税金の2重取りという懸念もあるし、ゴミを減らしているのに袋の有料化というのはどうなのかという意見も出ているというのは承知している。
いずれにしても、所沢市廃棄物減量等推進審議会の議論を議会としても注視していく必要があると考えている。

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