滝の城跡(たきのじょうあと)

更新日:2019年10月13日

 柳瀬地区やなせちくには、「滝の城」という戦国時代せんごくじだいしろのあとがのこっています。柳瀬地区の「しろ」や「本郷ほんごう」という地名は、この城があったことに由来ゆらいする地名です。
 現在、城山神社しろやまじんじゃのあるところが城の中心部で、その周囲しゅういには防ぎょのための施設しせつがめぐらされていました。現在も土塁どるいとよばれる土をもったところや、空堀からぼりとよばれる水の入っていないほりを見ることができます。また、神社から南の方を見ると、柳瀬川やなせがわがながれていて、川という自然しぜんの一部を城の防ぎょに利用りようした、むかしの人の知恵ちえを感じることができます。
 戦国時代の城のあり方をよくのこしている「滝の城跡」は、埼玉県さいたまけん史跡しせき指定していされています。

関連リンク

お問い合わせ

所沢市 教育委員会教育総務部 文化財保護課
住所:〒359-0042 所沢市並木六丁目4番地の1
電話:04-2991-0308
FAX:04-2991-0309

[email protected]

本文ここまで