イタリアオリンピックチームが東京2020オリンピック競技大会で大健闘！

市民の皆様のご理解とご協力により、令和3年7月7日（水曜）から8月8日（水曜）に渡る約1か月間のイタリアオリンピックチームの事前トレーニングキャンプが無事に終了しました。

東京2020オリンピック競技大会の直前に、イタリアオリンピックチームが所沢市で事前トレーニングキャンプを実施しました。

1. 期間
   令和3年7月7日（水曜）から8月8日（日曜）
2. 事前合宿参加人数
   233名（オリンピック代表選手、コーチ等）
3. 受け入れ主体
   所沢市、早稲田大学
4. 滞在場所
   所沢キャンパス、所沢パークホテル

大会では、金メダル10個、銀メダル10個、銅メダルを20個獲得し、同国最多のメダル数を記録しました！
事前キャンプを統括したイタリアオリンピック委員会ディレクターのダビデ・ティッツアーノ氏は、
「所沢でトレーニングした選手が5つもの金メダルを獲得しました。これまでの素晴らしいおもてなしに、心より御礼申し上げます。大会後も、所沢とイタリア市民をつなぐ友情はますます強くなることでしょう」と、
市長に対し、感謝の意を表しました。

金メダル：5個、銀メダル：2個、銅メダル：7個　合計14個

イタリア陸上競歩チームのマッシモ・スタノ選手とアントネラ・パルミザノ選手の二人が20キロメートル競歩で金メダルを獲得しました！
ゴール後の二人に共通したのは？
「イタリアの国旗を掲げていた……」。
そうです、二人は国旗を掲げて走っていました。
そして、国旗には日本語が！
実は、その国旗、2年前にトレーニングのために来日した時、市内の「美原児童クラブ」との交流で子どもたちがプレゼントした寄せ書き入りの国旗だったのです！

2年前に差し上げた国旗を大切に保管し、今回の来日に持参して、掲げてくれました。
今回の繋がりをきっかけに、これからもイタリアと所沢との絆を大事にしていきます。

2018年4月と2019年8月に市内でトレーニングキャンプを実施、美原児童クラブの児童との交流を行いました（写真は2019年）。
児童は、イタリア国旗を手に、ベンヴェヌーティ（ようこそ）やフォルツァ（頑張れ）などイタリア語の歓迎・激励の言葉でお出迎え。
選手による競歩の実演や児童と一緒に校庭を一周した際には、選手の歩くスピードに会場から驚きの声が上がりました。
その後も、記念撮影や、児童らが応援メッセージを寄せ書きしたイタリア国旗をプレゼントするなど、選手・児童ともに笑顔の絶えない交流会となりました。

所沢市で事前トレーニングキャンプを行うため、イタリアオリンピックチーム（スタッフ含む）が来日しました。
空港からバスに乗ったチームの皆さんは、キャンプ先の早稲田大学所沢キャンパスに到着すると、笑顔でバスから降り、イタリアの手旗や横断幕を掲げる職員ににこやかに手を振っていました。

キャンプ期間中の7月18日(日曜)と26日（月曜）に、所沢の食材を使ったおもてなし企画【～Buon Appetito 所沢！～】を開催しました！
イベント当日の昼食または夕食時に、所沢の旬の食材や名産の狭山茶を使った料理を提供し、イタリアの選手たちに食べていただきました。
詳細についてはこちら。

東京2020オリンピック競技大会への出場に向け市内で事前トレーニングキャンプを行っているイタリア陸上競歩チームの練習見学会が、早稲田大学所沢グラウンドで開催されました。
見学会には、市民と早稲田大学生、合わせて約120名が参加し、競技場の芝生から選手に声援を送っていました。