所沢市市民意識調査報告書（平成30年度版）

　所沢市では、市民の皆様の市への愛着度や定住意向、行政施策などへの要望度や満足度などを把握し、『第5次所沢市総合計画』に掲げた将来都市像の実現に向けた施策や事業に取り組むため、「市民意識調査」を実施しました。
　このたび、平成30年度版の調査結果がまとまりましたので、お知らせします。
　本調査にご回答いただきました皆様、ご協力ありがとうございました。

【調査期間】平成30年7月19日(木曜)から8月10日(金曜)
【調査対象】満18歳以上の男女5,000人（所沢市住民基本台帳からの無作為抽出)
【調査方法】郵送配布/郵送回収法・インターネット回答法
【回収状況】2,073人（回収率41.5パーセント)

（1）所沢市への愛着度・定住意向
（2）生活実感
（3）災害への対策
（4）所沢市の情報提供
（5）COOL JAPAN FOREST構想
（6）所沢市の市民参加
（7）所沢市の公共施設
（8）所沢市の環境施策
（9）農のあるまちづくり・地産地消の推進
（10）海外からの観光客に伝えたい所沢の魅力
（11）施策の満足度
（12）ユニバーサルデザイン
（13）男女共同参画計画の推進
（14）市の施策（第5次所沢市総合計画に掲げる42施策）

　第5次所沢市総合計画に位置づけている42の施策について「今の内容よりも充実すべき」と思う施策をおうかがいしたところ、1位が「防犯」、2位が「危機管理・防災」、3位が「高齢者福祉」となり、安全・安心なまちづくりへの要望が引き続き強い結果となりました。

　86.6パーセントの方が、所沢市に「愛着を持っている」「どちらかといえば持っている」と回答しました。昨年度（平成29年度）の85.7パーセントから0.9ポイント上昇し、過去最高値となりました。

　80.1パーセントの方が、所沢市に「住み続けたい」「どちらかといえば住み続けたい」と回答しました。昨年度（平成29年度）は79.1パーセントで過去最高値を記録しましたが、3年連続で過去最高値を更新しました。

　所沢市の景観や街並みに関しては65.2パーセント、お住まいの地域の居住環境（住宅の広さや採光・通風など）に関しては66.5パーセントの方が「満足」「まあまあ満足」と回答しています。

　地域ボランティア活動に「参加している」と回答した方（602人）に加入するメリットをおうかがいしたところ、もっとも多かった回答は「住民同士の交流が深められた」（56.8パーセント）でした。

　所沢市の市民参加のしくみとして知っているものについておうかがいしたところ、「市議会の傍聴」の回答がもっとも多く、「市長への手紙・陳情」、「市政懇談会」が続く結果となりました。

　海外から訪れる観光客に伝えたい所沢の魅力について、1位は「航空記念公園・航空発祥記念館・彩翔亭」、2位は「緑豊かな狭山丘陵・狭山湖の自然」、3位は「狭山茶」という結果になりました。