市長就任の挨拶(令和5年12月定例会(第4回))
更新日:2024年2月28日
本日ここに、令和5年所沢市議会第4回定例会を招集申し上げましたところ、議員の皆様におかれましては、御健勝にて御参集賜り、当面する市政の諸問題につきまして御審議いただきますことは、市政伸展のため誠に感謝の堪えないところでございます。
今回御審議いただきます諸議案の御説明に先立ちまして、就任後、最初の議会でございますので、貴重なお時間を拝借いたしまして一言御挨拶を申し上げます。
私は、去る10月22日に執行されました所沢市長選挙におきまして、市民の皆様から御信任を賜り、10月30日に市長に就任いたしました。本日、議場において、所沢市政を担当する市長として、議員の皆様に御挨拶できますことを誠に光栄に存じておりますとともに、34万人を超える市民の皆様方がお暮らしになる所沢市の市長として、果たすべき責任の重さを痛感し、身の引き締まる思いでございます。
市長として、市民の皆様方とお約束いたしました公約を進めていくことはもちろんでございますが、今後、私は市長として次の2点を心がけてまいります。1つ目は、スピード感ある市政、2つ目は、所沢を日本一のまちにするでございます。
1つ目の、スピード感ある市政につきましては、市長選挙での公約に基づきまして、市長就任の初日であります10月30日に、所沢市を中核市へ移行することを表明し、そのための組織であります中核市移行準備プロジェクトチームの立ち上げを行いました。所沢市が中核市となりますと、所沢市独自の保健所をつくることができるなど、様々な権限と財源が所沢市に移行することとなり、市民の皆様にとってこれまで以上に住みやすい所沢市ができると考えております。
加えて、同じく公約でございます育休退園制度の廃止も、10月30日をもって廃止といたしました。8年間にわたり続いてきた制度でございますので、今後、移行期間を経て、混乱のないように丁寧に対応してまいります。
また、毎月開催をお約束いたしました市長タウンミーティングにつきましては、第1回を11月26日日曜日に子ども・子育てをテーマに開催いたしました。多くの市民の皆様に御参加いただきまして、様々な御意見を伺うことができましたことは、大変有意義で貴重な機会であったと考えております。今月は23日土曜日に、第2回目といたしまして高齢者をテーマに市役所にて行う予定でございます。
私の市長給与3割カットの公約につきましては、今議会に条例案を提出させていただきます。また、18歳までの医療費完全無料化、小・中学校の給食費の無料化、高齢者・障害者の方々への活動助成につきましても、来年度予算を審議いただきます令和6年所沢市議会第1回定例会への議案提出に向けて準備を進めているところでございます。これらの施策以外も、今後もスピード感を持って市政を進めてまいります。
2つ目の、所沢を日本一のまちにするにつきましては、市民の皆様お一人お一人にとって、やりたいことのできるまち、可能性が広がるまち日本一を目指してまいります。
市民の皆様がどのように生きたいか、どのように生活したいかは様々でいらっしゃると存じます。お一人お一人が主人公として輝けますように、そのお手伝いをする。幸せの土台・基盤づくりを行うことが市長としての私の仕事であると考えます。
私が申し上げるまでもなく、所沢はいろいろなものがあり、本来、可能性の宝庫のまちです。そのたくさんある可能性を花開かせていくことによって、市民の皆様の苦しみや悲しみを少なくし、笑顔が増えていきますように努めてまいります。
以上、2つのことを心がけて市政運営に当たってまいります。市民の皆様にとって、所沢市民でいらっしゃることが誇れるまちを、ほかのまちにお住まいの方からは、所沢に住んでみたいなと思っていただけるまちを、市民の皆様お一人お一人と御一緒につくっていきたいと思います。どうぞよろしくお願い申し上げます。
改めて、市民を代表されます議員の皆様方の御理解と御協力を賜りますよう心よりお願い申し上げ、就任の御挨拶とさせていただきます。
ありがとうございました。