30歳代健診のご案内

生活習慣病といわれる糖尿病、高血圧症、脂質異常症は、心筋梗塞、脳卒中などの重大な病気につながり、生活の質の低下や医療費負担の増大を招きます。所沢市国民健康保険では、これらの病気のリスクの有無を検査する特定健康診査（特定健診）を、40歳から74歳の国保加入者へ実施していますが、さらに30歳代の若い世代の加入者の方に対しても、早めに健康診査の大切さに気付いていただき、若いうちから健康への意識をもっていただくことを目的として、「30歳代健診」を独自事業として実施しています。
病気の予防と早期発見、また生活習慣を見直す機会として、ぜひご受診ください！

≪注意事項≫
・感染防止対策をとりながら実施していますので、時間に余裕を持ってご受診ください。
・ご来院の際には、マスクの着用、手指の消毒、検温などにご協力をお願いいたします。
・発熱がある方や体調の悪い方は、受診をお控えいただきますようお願いいたします。

所沢市国民健康保険加入で、国民健康保険税の滞納がない30歳から39歳（令和7年3月31日時点の年齢）の方で、人間ドック助成制度を利用されない方
注釈：人間ドック助成制度については、下記「より詳細な健診を希望される方へ」をご覧ください。

800円
（胸部エックス線検査希望の方は追加200円）
注釈：同じ検査項目を自費で受診した場合、約10,000円かかります！

令和7年2月28日(金曜)まで

問診・診察

• 既往歴の調査（服薬歴及び喫煙習慣の状況に係る調査を含む）
• 自覚症状及び他覚症状の有無の検査

計測

• 身長、体重及び腹囲の測定
• BMIの測定（BMI＝体重（キログラム）÷身長（メートル）÷身長（メートル））
• 血圧の測定

血液検査

• 肝機能検査（GOT・GPT・γ－GTP）
• 血中脂質検査（空腹時中性脂肪（やむを得ない場合は随時中性脂肪）・HDLコレステロール・LDLコレステロール）
• 血糖検査（空腹時血糖（やむを得ない場合は随時血糖）・HｂA1ｃ）
• 尿酸検査
• 血清クレアチニン検査

尿検査

• 尿糖検査
• 尿蛋白検査

受診結果や医師の判断により、心電図検査、眼底検査、貧血検査が実施される場合があります。

胸部エックス線検査

市内の協力医療機関100か所以上で受診できます。

所沢市国民健康保険課（電話：04-2998-9131）へお電話、又は電子申請にてお申込みください。
国民健康保険課で資格確認後、受診券をご自宅へお送りします。

お申込みいただいた方へ、受診券をお送りします。
注釈：受診券をお持ちであっても、受診日当日に所沢市国民健康保険の資格を喪失されている方は受診できません。
注釈：健診開始前（5月中旬頃まで）にお申込みされた方には、5月末頃に受診券をお送りします。

受診券に同封の医療機関一覧から希望の医療機関をお選びください。胸部エックス線検査を希望する場合は、胸部エックス線欄に丸印のある医療機関をお選びください。

受診の前日は、アルコールの摂取や激しい運動は控えましょう。受診の10時間前から、水以外の飲食物は摂取しないようにしましょう。なお、お薬は服用して差し支えありません。

当日の持ち物は、受診券、所沢市国民健康保険証、自己負担額です。
注釈：胸部エックス線検査をご希望の方は、医療機関予約時または窓口にてお申出ください。

健診結果は受診した医療機関からお受け取りください。その際に、生活習慣病予防の観点から助言、指導等の情報提供も受けることができます。

所沢市では、様々なテーマで健康教室等を実施しています。詳細は、毎月発行の「広報ところざわ」でご案内していますので、ぜひご参加ください！

• 国民健康保険税の滞納がある世帯主の世帯に属する被保険者の方は受診できません。
• 通院中の方は、かかりつけ医にご相談のうえ受診されることをおすすめします。
• 健診結果や問診票にご記入いただいた事項は、保険者等において保存し、必要に応じ所沢市が行う保健事業に活用いたしますので、ご了承のうえ、受診願います。
• 個人情報は、個人情報保護法に基づく「国民健康保険組合における個人情報の適切な取扱のためのガイドライン」に基づいて取り扱われます。

所沢市国民健康保険加入で、国民健康保険税の滞納がない35歳から39歳の方は、所沢市市民医療センターにて人間ドック助成制度を利用できます。
より総合的な健康診査をご希望の方は、人間ドックの受診をおすすめします。
注釈：助成は年度内で30歳代健診か人間ドックのどちらか一回のみです。
注釈：保健センターでは各種がん検診も行なっています。

30歳代健診を受診された方で、特定保健指導の基準に準じて、「動機付け支援相当」・「積極的支援相当」の判定を受けた方に対して、保健師・管理栄養士等の専門職員から生活習慣改善のための保健指導を受けることができます。対象の方には、
保健事業をハガキで案内し、希望者に集団または個別での指導を実施します。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「動機付け支援相当」
特定保健指導の基準に準じて、自分の生活習慣の改善点や実践していく行動などに気づき、自ら目標を設定し、行動に移す　ことが出来るように支援します。
「積極的支援相当」
特定保健指導の基準に準じて、生活習慣改善に向けたて取り組むべき目標や実践が可能な行動目標を自分で選択し、継続的に実行出来るように支援します。

30歳代健診を受診された方で、血圧・血糖・脂質の検査値が受診勧奨判定値（医療機関への受診が望ましい検査値）に該当し、健診受診時点において、高血圧・糖尿病・脂質異常の治療をしていない方を対象に、医療機関への受診を促す旨の通知を送付します。