所沢駅周辺グランドデザイン

　所沢駅周辺エリアの都市開発が進み、街の景色が大きく変わる中、市では旧町地区における「多くの人が共感できる街づくりのビジョン」として「所沢駅周辺グランドデザイン」を策定しました。

　策定にあたっては、令和2年度から令和3年度にかけて、対象地区における街の資源や人の行動などの現地調査を行ったほか、旧町地区における地域住民や商店街などの事業者をはじめ、個人的に活動されている方など、多様な立場の人々との「意見交換会」、「勉強会」及び「フォーラム」を通して、街への思いや目指すべき街の方向性について意見を伺いました。

　この「所沢駅周辺グランドデザイン」は今後の街づくりにおける方向性（理想像）を示すもので、今後はこのビジョンを共有し、街なかのパブリックスペースなどで官民が連携しながら具体的な取組を進め、街の賑わいや回遊性を生み出し、街の理想像の実現を目指していきます。

所沢駅周辺グランドデザインに示す街の理想像を実現するためのプログラムTOKOROZAWA STREET PLACEを令和4年度より実施しています。

現在進行しているプログラムは下記のとおりです。

• STREET PLACE STUDY

街なかの既存ストック（空き家・空地等）活用によるエリア再生の実践に向けた街歩き勉強会を実施するものです。有識者と共に街を歩きながら、街なかの既存ストックを活かした居心地の良い空間づくりや、歩きたくなる街なかづくりを検討します。

• STREET PLACE CHALLENGE

主体的に街づくりを実践する人々と行政が連携しながら、所沢の街なかに居心地の良い空間を実験的につくり、街の理想像を具体的に提示することで、所沢を「居心地の良い空間が有機的に繋がる歩きたくなる街」へと再生する人材や組織の育成及び機運醸成を図る取組です。（※令和4年度までは社会実験マーケットの名称として、TOKOROZAWA STREET PLACEを用いていました）