繭玉(まゆだま)

更新日:2015年6月29日

まゆ玉かざりの写真
まゆ玉かざり

 正月15日を中心ちゅうしんとした期間きかんを小正月(こしょうがつ)といって、さまざまな行事ぎょうじがおこなわれます。
 まゆ玉かざりは、コナラ・カシ・クワなどの木に、おこめのこなをおでこねて、まるやまゆ玉のかたちをつくって、ふかしただんごをさしてつくります。所沢ところざわでは、養蚕(ようさん)といって絹糸きぬいとをとる蚕(かいこ)をそだてる農家のうかが多く、まゆ玉のかたちにするのは、蚕がたくさんそだつようにとのねがいいが込められています。また、つくっている野菜やさいがたくさんとれるようにと、さつまいも・さといも・だいこん・にんじん・ごぼうなどのかたちにするいえもありました。
 まゆ玉(だんご)は、14日の朝につくって、16日になるとはずして、おぞうにやおしるこに入れたり、いろりで焼いたりしてたべました。

お問い合わせ

所沢市 教育委員会教育総務部 文化財保護課
住所:〒359-0042 所沢市並木六丁目4番地の1
電話:04-2991-0308
FAX:04-2991-0309

[email protected]

本文ここまで