長栄寺・牛沼市民の森エリア

真言宗豊山派寺院で、寛保元年(西暦1741年)、法印快空によって創建されたと伝わります。境内にある閻魔堂は、廃寺となった牛沼柳原の浄土宗厳寺から、明治初年に現在地に移されたものです。堂内には同時に移された高さ約3メートルの閻魔像と、市指定の「木造阿弥陀如来坐像及び両脇侍像」があります。

市民の森は、所沢市内に残された貴重な緑を守りながら、憩いの場所として利用いただくために設置されました。土地の所有者の方にご協力いただだき、自然の景観を損なわない最低限度の整備にとどめています。
国道463号線から東川にかけてなだらかに傾斜した樹林地で、広さは13，431平方メートルあります。クヌギ・コナラ・シラカシなどの雑木林と東側には竹林があり、変化に富んでいるのが特徴です。

神明神社は、牛沼市民の森の中央に位置します。神明神社は言い伝えによると、親村の所澤神明社(所沢市宮本町)より分社したと言われ、御神体として祀られている石棒は、分村し鎮守様を祀るにあたって、御本社より持ってきたと伝えられています。