埼玉県西部地域まちづくり協議会（ダイアプラン）について

所沢市・飯能市・狭山市・入間市・日高市の5市で構成され、豊かで魅力あふれる地域づくりを目的として、広域的な視点で様々な活動を行っています。
当協議会が策定した「第3次埼玉県西部地域まちづくり構想」では、将来像「未来にきらめく文化都市圏」を実現するために、次の3つを「まちづくりの理念」として掲げています。

多様な価値観やルーツを持つ人々や、自力での解決が困難な課題を抱える人々の状況を考慮し、誰もが尊重され、健康で文化的な生活が送れるよう、支援の充実を図ります。また、地球規模で進む環境破壊が次世代に及ぼす影響を限りなく小さいものにするため、圏域内の自然環境や生態系の保全に努め、人々の憩いの空間を維持していきます。

災害時の避難体制や、公共交通の連携など、単独市で対応するのは難しい地域課題の解決に協力して取り組みます。住民が単独市であることのメリットと本圏域のスケールメリットをどちらも享受できるように、5市が相互に連携して効率的なまちづくりを進めていきます。　

本圏域の観光資源や住みよさといった魅力を内外に発信し、新たな居住者、関係人口※、交流人口の増加を図ります。圏域内の企業や大学等との連携を促進し、文化や産業の振興により、既存の資源や魅力の向上と新たな魅力醸成を図り、活力のあるまちづくりを進めていきます。
※「関係人口」とは、移住した「定住人口」でもなく、観光に来た「交流人口」でもない、地域や地域の人々と多様に関わる人口のことを指します。
このD・I・A3つの頭文字から「ダイアプラン」という通称が付されています。

3つの「まちづくりの理念」を基礎に、以下の分野における施策を計画しています。

誰もが尊重される社会の実現に向けた広域的な取組の推進

持続可能な社会～ゼロカーボンシティの実現に向けて～

5市による持続可能で環境にやさしい循環型社会の実現

災害時の連携体制の充実強化

圏域内の移動の充実

スケールメリットの活用と新たな共通課題の解決に向けた研究

デジタル化の推進

読書環境の整備と生涯学習の機会促進

広域観光の促進

産官学連携で本圏域の活力と魅力を更に向上