北秋津富士塚及び富士講記念碑

更新日:2019年3月7日

 明治期に富士講の流派のひとつ官位講の先達を勤めた家の邸内に、小規模な富士塚と富士講記念碑があります。碑は、明治18年(1885年)に富士登山64度の大願成就を記念した石碑など全部で14基あり、所沢における富士講の盛行を示す資料として貴重です。
 富士山は、古来から神聖な山として信仰の対象になっており、江戸時代には富士山の登拝が、庶民の間でも広く行われるようになりました。しかし、多くの時間と経費を要するため、毎年続けて行けるものではありません。そこで村内では、「講」と呼ばれる同じ目的をもつ者の集団をつくり、代表者による登拝や富士塚の築造など、富士山に行くことができない人にも擬似的に富士山の登拝を体験できるようにしました。
【指定年月日】平成8年9月5日
注釈:こちらの文化財所在地については、都合により記載しておりません。
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